ハルヒル2020(榛名山ヒルクライム)に向けて
こんにちは、Cimaです。
2020年のハルヒルの日程は、
2020.5.16(土)タイムトライアル
2020.5.17(日)ヒルクライム
となっています。
日々、トレーニングに励み、全ては、この2020.5.17に向けてのトレーニングなのです。
2019年の目標は1時間切りだったのですが、達成できませんでした。
今年こそは1時間切りをして、『いや~、私なんて遅いんです。1時間をギリ切る位なんで。。。』と、謙遜したい。
その前に2019年のハルヒルを振り返ってみます。。。
ガーミンのデータによると、
タイム 1:00:34
平均パワー 271W
平均速度 14.3km/h
と、なっていました。
あと35秒及ばず・・・でした。
毎度の事なのですが、常にハルヒルで自己ベストを更新しています。
これは、レースの雰囲気と沿道の応援が強く影響していると思います。
レース中、回りの人に引っ張ってもらうのは、もちろんなのですが、それよりも沿道に絶えず人がいて、声援を送ってくれるのです。
高崎市のHPから写真を拝借しましたが、スタートからゴールまで、すっとこんな感じです(写真の人はワタクシとは関係ありません)。
これは、どんなドリンクよりも効きます!
メンタルの話は、さておき、コースとフィジカルとペースについて考えてみます。
2019年は、準備の段階で、zwiftをかなり乗っていました。
12月から始めて、だいたい週4はzwiftでFTP中心のトレーニングをしていました。
ロングの実走もしていたのですが、ロングで乗る時は数値で追い込む事をしないので、どうしてもダラダラ気持ちよく走る方に寄ってしまいます。
試走は10回くらい走りましたが、日常的に実際の坂を走る事が少なく、トレーニングをzwiftに頼り過ぎたのは、結果的に良くなかったかもしれません。
レース前測定のFTP測定値は275くらいでしたが、試走の時に、これだけの数値で1時間は走れませんでした。
実際にレース当日に1時間の平均パワーが271Wというのは、ある意味110%くらいの出来過ぎだったと思います。
さて、実際のレース当日です。
ハルヒルはレースの種別の通り、大きく3つのパートに分かれます。
① 初心者コースのゴール(一の鳥居)まで
② 榛名神社コースのゴール(大鳥居)まで
③ 榛名山コースのゴール(天神峠)まで
です。
鉄則的に言われているのは、①、②の区間で足を使い切らず、余力を残しておく事。
これは、ゲストライダー・日向涼子さんも前日のステージで毎年言っています。
これは、2019年のワタクシのハルヒルのスタート~ゴールまでのデータログです。
高度と速度で見ていきますが、まずスタートから5~8%くらいの斜度で登っていきます。
自動車整備工場を過ぎて、小学校のあたりで平坦パートがあります。最初に速度がポンと出ているあたりです。
そこから榛名荘病院を過ぎ、葬儀場の横を過ぎると少し平坦パートがあり、ほぼ直角カーブになります。そこから一の鳥居ゴールまでは緩い斜度です。チャートを見ても20km/h位でています。一の鳥居近辺は平坦パートがあり、①の区間が終わります。
①の区間では、踏むところは、しっかり踏むことができ、いいペースだったと思いますが、若干飲まれ気味でハイペースになってしまっていたようです。
全体のチャートでみると、良かったのは、ここまでかな。という感じです。
②の区間に入り、平坦パートから10%程度の斜度で登り、カーブを曲がると、また平坦パートが現れます。この平坦パートが終わったあたりからタレてきた感じです。
しばらく登ると、「びくや」という茅葺屋根の雰囲気のあるお店が見えてきます。
一般に「ハルヒルは神社から先が本当のハルヒル」という人が多いですが、ワタクシ的には、実際にはこの「びくや」を過ぎてからがヒルクライムの勝負だと思っています。
体感的には「びくや」を過ぎて、鳥居前の宿場街の前あたりまでがホントにキツイです。
この辺りで10km/hを切ってしまい、ペースダウンしています。
宿場の手前の小さい橋から少し斜度が緩くなり、神社コースのゴールになります。
大鳥居の前を左に曲がり、また右にカーブすると、左側が市営駐車場になり、ここから斜度が上がってきて、最大勾配14%の激坂が現れます。
ここは、青い屋根の家が見えてくるまでは、ひたすらガマンです。
あの青い屋根の家が見えると、この地獄から解放されます。
ここを過ぎると、斜度が緩くなるのですが、しっかりと踏み続けなければなりません。
そして、「榛名神社境内地」の看板を過ぎるまでは、またしんどくなり、ペースダウンしています。
終盤で、九十九折れに入りますが、男根岩の手前あたりで、またタレています。
男根岩を過ぎ、緩い右カーブからぐるっと左ヘアピンカーブになりますが、この左カーブからゴールまでの斜度もキツイです。
なんとか踏み切っている感じです。
最後の最後でパワーを出し切ってゴール。
というレースでした。
実際には、応援パワーを受けて、実力以上の力を出せたと思っています。
ただひとつ後悔は、九十九折れに入り、足が攣りそうになってしまった事です。
給水もしていたのですが、ウィダーみたいなのを用意しておけば、避けられたのではないかな、と思っています。
でも、単純に実力不足です。
平均パワー271Wで、このタイムなので、同じ体重で1時間280Wを出し切れれば、1時間を切る事が出来るでしょう。
まずはFTP280!。。。欲を言えば300・・・
でさらに欲を言えば、体重をあと5kg減らして78kgくらい、、、
2020.5.17に向けてガンバリマス!