2020.06.06 燕岳《つばくろだけ》登山 美しき別世界! ベスト・オブ・北アルプス!
こんにちは、Cimaです。
今週は、北アルプスの燕岳に登ってきました。
天気予報はまずまず。
6時には、登り始めたいので、逆算して
2:30起床、3:00出発。
5:30位に中房温泉の下の駐車場に到着しました。
例年だと、チョー混んでいるそうですが、本日は空いています。
だいたい15~20台くらい。
支度して、6時に登山口に着けました。
オンタイム。
やや薄曇りですが、天気はまずまず。
登山口がとてもキレイ。
人気の山というのは、入口から違います。
中房温泉の前を通り、山に入っていきますが、この時点でテンションが上がります。
登り始めると、すぐに急登です。
ただ、良く整備されていて、キツイですが歩きやすいです。
やはり人気の山は違います。
途中、3か所に広場とベンチがあり、とても雰囲気が良いです。
でも急登です。
だいたい8:30位に合戦小屋に到着。
閉まっています。
ベンチを2つ空けて頂いており、座って休ませて頂きました。
ここから残雪を登ります。
ソコソコ締まっており、アイゼンは持ってきたけど、使わなくて大丈夫そうです。
持ってきたサングラスを車に忘れてきてしまい、この眩しさは、けっこうな苦行。
途中、かすかに左手に常念岳?が見えるのですが、だんだんガスが濃くなってます。
時おり、日が差すと、目を開けていられない位の眩しさ。
でも、どんどんモヤモヤしてきます。
空気も薄くなってきて、苦しさが増してくる中、ガスのガッカリで、今日は残念な山行が決定した感じで、イヤになってきました。
またしばらく登ると、かすかにモヤがかった燕山荘が見えてきました。
空気が薄いせいか、けっこう息が切れます。
燕山荘は、とてもキレイで複数の建物がからなっていて、大きいです。
小屋をグルっと回ると、美しい北アルプスの山脈が見えました。
そして、まさかの別世界! 燕岳が!
燕山荘は閉まっています。
建物前にテーブルが積んであり、ロープがかけてあります。
他に2人いらっしゃり、小屋の方が1人整理をしていました。
ここで、まず満喫。。。
カッコ良くとんがった槍ヶ岳が見えます。
燕山荘の到着が10:00くらいで、オンタイム。
このまま燕岳を目指します。
名物のイルカ岩はどこかな?と思い、探していると、どれも見ようによってはイルカに見えてしまいます。
ですが、見つかりました! というよりも間違えようがありません。
正にイルカ!
次にメガネ岩。
もともと荒涼とした雰囲気の場所が好みなのですが、この燕岳には、荒涼とした世界の中に気品を携えたなんともいえない美しさを感じます。
尾根の東側は霧をかぶり、西側には、北アルプスの山々が広がり、神秘的な世界。
とにかく美しいです。
砂浜のような大地と岩。コントラストが映える緑。残雪。
写真で見て、キレイな所だなっと思っていましたが、実際にその場で目の当たりにすると、言葉でも写真でも伝えきれない感動がありました。
燕山荘から燕岳に向かい、来た燕岳まで。
コースタイムでは、燕山荘から燕岳まで往復で30分位なのですが、来た燕岳まで、たっぷり2時間、満喫しました。
名残惜しいですが、時間もあるので、帰らなければなりません。
プラス、体力的にも限界。。。
標高は、登山口1,300mから燕岳2,760mまで。
ほぼ登りのみで、帰りは下りのみ。
キツイ行程ですが、尾根に出ると別世界!
アルプスの女王と異名を持つそうですが、まさに言葉通り!
燕岳 ベスト・オブ・北アルプス!