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ロードバイクと登山、ときどきバイク

谷川岳をプチ縦走 ~西黒尾根~肩の小屋~トマ・オキの耳~一ノ倉岳~茂倉岳~土樽駅

こんにちは。Cimaです。

 

2020.5.30、谷川岳に行ってきました。

 

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こちらの写真は、谷川岳から見て、万太郎山、仙ノ倉、平標山に連なる谷川連峰主脈と呼ばれるライン(本日の縦走コースではありません)。

 

今回は、警戒レベルが1段階下がって県外まで行っても良いことになったので、新潟県側まで抜けるプチ縦走にチャレンジしました。

結果からいうと、何とか走破できたけど、体力的・時間的にギリギリでした。

 

電車で土合駅に戻るので、土合駅からスタートでも良かったのですが、今回はバイクだったので、保安上の理由で駐車は、土合橋駐車場にしました。

ルートは、土合橋スタートで、

 

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西黒尾根~肩の小屋~トマ・オキの耳~一ノ倉岳~茂倉岳~土樽駅

の行程です。

電車が3時間に1本なので、15:24に間に合わないと、18:00まで待たなければなりません。なので、15:00には土樽に着きたい。

 

3:30起床で、4時過ぎに出発。5:30には出発できました。

バイクだったので体が冷えて、着いたらすぐにでも登り出したい寒さでした。

 

登山口で再度支度を整えて、登山口をスタートしたのが6:00。

 

最初からかなりの急登です。

天気が良かったので、樹林帯の日陰はありがたかったです。

1時間ほど登ると、視界が開けて来て、ロープウェイの頂上駅が見えます。

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所々、雪だまりがあって、7:30位でロープウェイの頂上駅と同じ位の標高まで来ました。

だいたい標高1,300mです。

登山口が700m位なので、600mアップ。頂上が1,900mなので、およそ半分。

 

そして尾根に出ます。

 

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西黒尾根。

 

天気が良くて、日差しがまぶしい!

そして青空に山容が映えます!

 

西黒尾根は、尾根の岩場を登って行くのですが、黄色いマーカーがあり、ルートを示してくれます。特に間違える事はないでしょう。

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時によじ登るような箇所もありますが、急な場所には鎖もあり、特に難しい感じはありません。

 

日差しが強いですが、風がとても心地良いです。

 

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そして、ケルン。

 

肩の小屋。

 

雪渓のようになっていて、とても美しく、ここまでの苦労を忘れさせてくれます。

 

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谷川岳・トマの耳 登頂!

 

でも、誰もいません!

 

こんな谷川に登ったのは、初めてです。

緊急事態宣言明けで、ロープウェイもまだ動いていないので、人出が極端に少ないです。

ここまでの山行で、すれ違った方(追い抜かれた)方は2組、3人だけでした。

 

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トマの耳から少し下って、登り返しでオキの耳。

万太郎山方面を眺めます。

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こちらは、今年の2月に行った時の写真で、だいたい同じ場所から撮ってます。

どちらも違う趣の美しさがありますね。

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こっちは2月のオキの耳。

 

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オキの耳から茂倉岳に続く稜線。

これが本日のメインディッシュ。

谷川の稜線Walkです。

 

これまで夏、秋、冬と谷川岳には登っていますがココまでで、ここから先は初体験です。

 

一ノ倉岳に向かって、まずは、ぐーっと岩場を下ります。

途中、鳥居があって、お社とお賽銭箱がありました。

 

そして、大のぞきと呼ばれる場所が。

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けっこうな高度感。

コワイ。

 

また、ここからぐーっと登りかえして一ノ倉岳。

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日差しが強く、暑いです。

そして虫が多い。虫がうるさい。

笹が多いからでしょうか、これは、想定外でした。

 

一ノ倉岳は、小さな避難小屋があるだけで、眺めはあまりよくありません。

ここからまた少し下って、茂倉岳を目指します。

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ここの雪は、とても気持ちよかったです。

 

11:30 茂倉岳 登頂!

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遥か遠くにオキの耳、トマの耳、肩の小屋が見えて、歩いてきた尾根を見渡すと、とても感慨深いです。

 

どちらを向いても絶景!

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ここでお昼にしたのですが、虫が多く、あまり良い場所ではありませんでした。

途中の雪渓辺りでごはんを食べている方がいましたが、そっちが当たりでした。

雪の近辺は、若干温度が低くなっていて、虫も少なめなのです。

 

さあ、急いで下ります。

目指すは、遥か下方の土樽駅

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ここまで来て、体力的には限界です。

 

ソロ登山なので、こんな時は、励まし合う相手が欲しいところです。

こっち側もけっこう急坂で、やっと下り切りました。

 

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振り返ると、感慨深いです。

 

12時に茂倉岳を出発して、土樽駅に着いたのが15時。

コースタイム3時間30分だったので、なんとか間に合ってよかったです。

切符の買い方が分からず、少し戸惑いましたが、なんとか土合駅まで帰ることができました。

 

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駐車場では、バイクが私の帰りを待っていてくれました。

きつかったですが、最高の縦走でした。